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NTTデータが2026年度中に、システム開発の大半を生成AIで担うと発表しました。
これは、これまで人の手で行われていた「要件定義」から「プログラミング」までを、AIが自動で行うという革新的な取り組みです。
業界では「AIネーティブ開発」と呼ばれ、これまでの「人月単価モデル」からの脱却を意味します。
従来のように、人材のスキルや稼働時間で見積もるのではなく、AIの活用度合いで開発費が決まる時代へと進もうとしています。
この変化は、中小企業にとって大きなチャンスでもあります。
というのも、AIによる開発は人手を大きく減らせるため、開発コストが下がり、納期も短縮できる可能性が高いからです。
これまで「コストがかかりすぎる」「人がいないから難しい」とされていたIT化やDXのハードルが、一気に下がるかもしれません。
実際、NTTデータはまず中堅・中小規模の案件への導入を進めており、小規模な開発ニーズにも対応していく方針です。
さらに、AIが書いたプログラムは人が点検・指示するだけで修正が進むため、経営者や担当者に高度なITスキルがなくても一定の品質が確保できる仕組みになっています。
一方で、発注側である中小企業も変化に備える必要があります。
AIができること・できないことを理解し、適切な要件を整理する力が求められます。
つまり「丸投げ発注」から「目的と成果を明確に伝える発注」への転換が必要です。
今後、銀行や製造業などの大規模システムにもAI開発が広がる見通しで、業界全体がこの流れに乗ることは間違いありません。
国内のITサービス市場も、2029年には現在より4割近く成長する見込み。
世界の流れと連動しながら、日本でも開発の常識が変わるターニングポイントとなります。
中小企業の経営者が今からできることは、以下の3つです。
変化のスピードは早いですが、備えた企業には大きな機会が訪れます。
「技術の進化=コスト増」と捉えるのではなく、「技術の進化=成長のきっかけ」と捉える視点が、これからの中小企業には求められます。